ワイシャツのたたみ方Fold shirt【たたみ方の手順】

  • はじめに...

    シャツはハンガーに吊して保管するのが望ましいが、限られたスペースのことを考えるとそうも言っていられない。ましてや、ぎゅうぎゅうに詰められたハンガーだと、かえってシワになってしまう。見た目も美しいたたみ方で気持ちよく保管しよう。また、アイロン掛けの直後にたたむのはNG。必ず30分以上ハンガー干しにして余分な湿気を抜かなければ、折角のアイロン掛けもシワになってしまう。

  • アイロン:カフスの裏

    アームホール


    まず、全てのボタンを留めてシャツを裏返しにする。左袖の付け根で折り返します。

  • アイロン:袖口のタック


    袖の中心部分を折り曲げて、袖口を上方部分に折り返します。

  • アイロン:カフスの表

    後身頃1/4


    シャツの中心軸と平行になるように肩幅の中ほどで折り返します。

  • アイロン:袖-1

    アームホール・肘


    反対側も同じ手順で折りたたみます。

  • アイロン:袖-2

    裾は細めに


    この時、左右の折り目ラインが均等でないと仕上がりが美しくないので注意が必要です。

  • アイロン:衿羽裏

    裾10cm


    裾部分を目安として10cmのところで折り返し、さらに全体を二つ折りにします。

  • アイロン:衿羽表

    挟み込み


    余った裾は、たたんだ両肩の中に巻き込むと後でくずれにくくなります。

  • アイロン:上前身頃

    完成


    裾が肩からからはみださないようにし、シャツを表返し、形が整っていたら完成です!

  • ちょっとした工夫で


    シャツを同じ大きさにたたむ事はプロの我々としても至難の業。シャツはきちんときれいに整頓して収納したいもの。そこでたたみたいシャツのサイズから少し小さめ(上下左右2cmが目安)の台紙(約20×30cmまたはA4サイズ)を用意し同じサイズにたたみます。このときシャツの形のラインに沿う形であればベストです。何度も形を整えるのであれば効率の良いこの方法を実践してみてはいかが?

  • アイロン:後身頃左

    台紙を用意


  • アイロン:後身頃右

    台紙を引き抜く



プロが教えるワイシャツのたたみ方(約2分)