スタンドカラーシャツStand collar【ワイシャツの衿型】
- どのような装いにもマッチし、またインナーウェアとしても、他では味わえない、古き良き時代のノスタルジーを満喫できるスタンドカラーシャツ。なんといっても、ノーネクタイで着られ、首元をスッキリ見せ、洗練された印象を与えるのが特徴。ドレッシーな装いにも、カジュアルなシーンにも対応でき、通常のジャケットはもちろんのこと、スタンドカラーやマオカラーのジャケットと合わせて、大人の魅力をアピール。
- スタンドカラーの白いシャツの上に着物を、そして袴を着ける。いわゆる「書生風」という着方がある。戦前までは、カラーとカフスがシャツから取り外し出来るようになっていたため、スタンドカラーシャツは、本来ならば、仕事を終えて、カラーを外し、くつろいでいるときの格好であった。日本で流行した契機は、1980年代の三宅一生のコレクション。いつの間にやら、それはネクタイを締める必要がない知的な職種の人たちが着るシャツとなっていった。