カフスの種類Cuffs【ワイシャツの袖口】

  • Single cuffs

    シングルカフス

    シングルカフス


    フォーマルのスタンドカラーのよく似合うカフス。

    折り返しのないカフスで、ボタンで留める最もベーシックな袖口。本来、シングルカフスは広幅のハード仕上げで、左右にボタン穴があり、カフスリンクスで留めるのが本式である。フォーマルのスタンドカラーのよく似合うカフスでもある。

  • Two-button cuffs

    2ボタンカフス

    ツーボタンカフス


    エレガントなディテール。

    シングルカフスやターンナップカフスに多く見られる、ボタンが二つ付いているカフス。手首にしっかりとフィットするよう袖口をしっかりと留めたいときに便利である。イタリアメイドのシャツに用いられることが多くエレガントなディテールと言える。

  • Convertible cuffs

    コンバーチブルカフス

    コンバーチブルカフス


    ボタンでも、カフスボタンでも留められるカフス。

    コンバーチブルカフスは、ボタン穴が両方にあり、片方にはボタンがつけられている。ボタンでも、カフスボタンでもどちらでも留められる、いわば両用のカフスである。コンバーチブルとは変換可能という意味である。

  • Adjustable cuffs

    アジャスタブルカフス

    アジャスタブルカフス


    袖口を調整できるシングルカフス。

    アジャスタブルカフスはシングルカフスの応用版。ボタンが2個付いており、長めの袖ゆきでも、内側のボタンを留めることによって袖口周囲の寸法を調整できるカフスであり、多くの既製シャツはこのカフスを採用している。

  • Rounded cuffs

    ラウンドカフス

    ラウンドカフス


    もっとも一般的なカフス。

    角が丸くカットされているシングルカフス。丸みの度合いが様々だが、小丸のもの(シングルカフスの画像)が一般的とされ、もっとも広く流通しているディテールと言える。上図は標準よりも大きめで、ラウンドカフスの中でも大丸カフスと呼ばれる。エレガントな装いが似合うカフスである。

  • Cutaway cuffs

    カッタウェーカフス

    カッタウェイカフス


    シャープなデザインのカフス。

    角を斜めにカットした形が特徴のシングルカフス。その形から『カットオフ』または角落型とも呼ばれる。スッキリとしたシャープなデザインはドレッシー向きに思われるが、どちらかと言えばスポーティなデザインになる。

  • Squared cuffs

    スクエアカフス

    スクエアカフス


    オーソドックスでシンプルなカフス。

    角がカットされていない、とてもストレートでプレーンなカフス。「角」とも言われる。もの凄くシンプルなので、それこそ場所を選ばないのが特徴。柔らかい感じもせず、かといって堅すぎず、きちんとしたい時にはスクエアカフスがお勧め。

  • Double cuffs

    ダブルカフス

    ダブルカフス


    ファッション意識の高さを印象付けるカフス。

    シングルカフスに対して、袖口を折り返して二重にしたカフス。ふんわり折り返して、カフスボタンで留めるスタイルは、装飾性が高く人気を集めている。別名フレンチカフスと呼ばれ、カフスリンクスを必要とするフォーマル向きのデザイン。

  • Turned-up cuffs

    ターンナップカフス

    ターンナップカフス


    ドレッシーでエレガントなカフス。

    ターナップは折り返すの意味で、肘の方向へ折り返したカフスのことをいう。ダブルカフスの一種ではあるが、外側のカフスにはボタンが付けられていない。ミラノカフスとも、ターンバックカフスとも呼ばれる。ドレッシーなシャツに多く用いられる。

  • Conical cuffs

    円錐カフス

    円錐カフス


    ジャケットのとの相性は抜群。

    ボタンを留めると円錐状になり、手首に馴染むカープカフスになってる。角がスクエアカフスの場合、角が引っかかってしまったり、手のひらの厚みや手首の様々な動きに対応出来ないことがある。上図のような小丸または大丸のラウンドカラーが適している。